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| ブータン王国とは ブータン王国はヒマラヤ東部に位置する小国です。政府はGNHという指標を打ち立てている世界でも類を見ない国です。ブータンは日本では余り馴染がありませんが、国教である仏教や、政府の援助など意外なところで共通点や接点のあるこの不思議な国をご紹介します。 国土と気候 ブータンはヒマラヤ山脈の東部に位置し、国境を北はチベット、西、南、東をインドに囲まれています。文化的にはチベット仏教の影響を、政治経済では近隣のチベット、ネパール、インドの影響を色濃く受けています。 九州とほぼ同じくらいの国土は南部で熱帯性気候、北部は山岳地帯と多様な気候をしていて、それぞれで特色溢れる文化織り成しています。そのようなバラバラな地方をまとめているのが国教であるチベット仏教で、ブータンは成果で唯一チベット仏教を国教として正式に決めている国です。 文化 ブータンの文化のあらゆる局面にチベット仏教の影響が見られます。ブータンという国家やその国民意識の形成に、チベット仏教は決定的な影響を与えている一方で、近代化以降、インド文化の影響も徐々に広がりつつあります。 ブータンは国を挙げてその環境保護、文化保護を行っていて、チベット系住民の民族衣装が「ブータンの民族衣装」と規定されています。ブータンは1989年より、公の場(ゾン、役所、寺院、学校、公式集会、公式行事など)での民族衣装の着用を国民に義務づけていて、男性用は「ゴ」、女性用は「キラ」を毎日来ています。 (ただし、ブータンには昔から周辺諸国からの移民や文化も多く入っているため、キラ、ゴ以外の3種類(男女6組)の衣装を着ているグループがいます。1989年に出された国王の勅令では言及されていませんが、これらの衣装も民族衣装として認識されています。) とてもディグラム・ナムジャ(礼儀作法)を重んじていて、普段の服装や挨拶、高貴な人に会う際、寺院を訪問する際など、礼儀作法が厳しく定められています。 食べ物 ブータン料理は世界一辛いと言われています。主食は赤米(多量のご飯と激辛のおかずが基本)で、一般的な野菜料理としては「エマ・ダツィ」と呼ばれる唐辛子とチーズを煮込んだものが挙げられます。牛やヤク、豚などの肉や乳製品も豊富に用います。ブムタンは蕎麦の産地であり、「プタ」という押し出し麺があります。 ブータンでは唐辛子は野菜として食べられています。その他の野菜や山菜も豊富ですが、それらはその昔、西岡さんという日本人が持ち込み普及したものです。 スポーツ 国技は弓術です(アーチェリー、正式名「ダツェ」)。競技は数名を1組として、2組の対抗戦で行われ、矢が的に命中すると、祝いの歌と踊りをひとしきり行うなど、時間を気にせずにゆったりと進めます。正式な試合は数日を要することもあります。その他、近年バスケットボールやサッカーも盛んです。 |