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講義概要

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1 2006年度 講義概要                                                                                                           


◆主催:早稲田大学オープン教育センター

◆企画協力:早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(以下WAVOCと略します)

◆ 講座名:「地球体験から学ぶ異文化理解 〜ブータン王国での実践を通して学ぶ〜」

◆ 前期・夏季集中講座

◆担当教員 坂本達 兵藤智佳

◆参加人数 11名(早稲田大学学部生10名+大学院TA1名)

◆責任者:早稲田大学客員教員 坂本達(株式会社ミキハウス 人事部採用課勤務)
 

▼<1992年>早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。同年、株式会社ミキハウスに入社。商品部、人事教育課を経て、1995年9月から4年3ヶ月間、有給休暇扱いで自転車世界一周
▼<2002年>自転車で日本を縦断する「夢の掛け橋プロジェクト」 で全国86会場にて講演
▼<2004年>内閣府主催「東南アジア青年の船」(第31回) ナショナルリーダー
▼<2005年>内閣府主催の青年国際交流事業「21世紀ルネッサンス青年リーダー招へい」社会貢献活動グループのアドバイザー

現在は企業人として勤務のかたわら講演や執筆活動を続け、著書『やった。』の印税により、走行中お世話になったアフリカの村などで井戸を建設。その一部始終と新たな世界一周のエピソードその記録を著書『ほった。』に綴った(JICA 第26回「国際協力フォトコンテスト」理事長賞作品掲載)。現在はアフリカでの診療所建設を目指して活動中。著書に『やった。』、『ほった。』(三起商行発刊)、幻冬舎文庫版『やった。』がある。




2 方針


本講義は文部科学省認可の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」(注1)の一環として、ボランティア活動を通して社会貢献すると共に、その活動を通じて参加者の成長を促すというWAVOCの「教育的社会貢献」の理念の下で活動する。

(注1)文部科学省が大学教育の改善に資する各大学の組織のうち、特色ある優れた組織(Good Practice)を選び、財政支援することにより大学改革を後押し、高等教育の活性化を目指すもの。




3 目的

 
@「企画、運営、実践力の習得」
参加メンバー11名は海外実習に向けての企画の運営・実践を通じてプロジェクト推進のための考え方や知識を学ぶ。                  
協賛企業を募り、個人研究テーマや渡航先の情報収集を学外で行うなど、社会との関わりを通じ「一人では何も出来ないが‘その道’の人達と接点を持つことで自由を得る」ことを実感する。メンバー全員が何らかの役割を担当し、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)でチームとして動けるようになる。また自ら行動することで道が開けることを実感する。                



A「夢実現のため、自己の発展的成長」
今、目の前にある環境をどうとらえ、どう関っていくのか、という自分にできる行動、周りとの関わり方、そして身近な異文化理解と実践が、夢や目標を実現する手段となることを学ぶ。
日本とブータン、自分を見つめながら異文化理解とその重要性を学び、将来の職業、生き方、そして夢の実現に役立てる。
社会人と接するマナー、関わり方、伝え方を身につけることで、熱い思いや夢ある企画が誤解されるのではなく、多くの協力者を得る方法を学ぶ。



B「異文化に対する知識を深める」
開発途上国におけるJICA、UN、NGO・NPOによる基礎生活分野(BHN)のプロジェクト現場訪問を通じて、プロジェクト推進のための考え方や知識を学ぶとともに、開発途上国の現状や開発・援助のあり方を考える。
現場では農家にお世話になり、地元の学生とのボランティア活動などの共同作業も行う。渡航前は各自個人研究テーマを決め、毎週自主的な勉強会(プレゼンテーション)をする。
卒業後、学生は社会という異文化を体験することになると思うが、企業で採用担当官として働く経験や感じていることも伝える。


C「自分を表現するコミュニケーションの実践」
自分を他人と比較するのではなく、メンバーがお互いの個性を尊重し、それぞれの強みを生かしたチーム運営を行う。全員が必要とされていることを実感するためには個性を表現しなくてはならない。自分を表現する方法を、挨拶や感謝の気持ち、何気ない行動、気配りや心配りなどを通じて実践する。また個人研究テーマを全員の前でプレゼンテーションすることで「伝える力」を高める。異文化とコミュニケーションを図るには、既存の価値観や常識を捨て、ありのままの相手を受け入れながらも自ら主張し協調する相互理解が必要となる。



D「世界規模の相互理解を目指す」
上記で学んだことを基に、今回は「ブータンと日本間における草の根レベルの友好の架け橋」となって活動できるよう持続的な交流を行う。帰国後に予定している報告会もその一つ。そしてその経験を南アジアと東アジア、ひいてはアジア全体に広がる相互理解や発展につなげる。
今いる環境で「自分にできること」を見つけ、ひとりひとりが実践していく、個人の力は小さくても、たくさん集まれば大きな力となる。



E「日本や自分自身に還元できる知的財産を学ぶ」
「本当の幸せ」とは何か。ブータンは国家の目標として「GNP (Gross National Product・国民総生産 )」ではなく「GNH (Gross National Hapiness ・国民総幸福)」を追求すると宣言している。ブータンでの人々の生き方や価値観を知り、それらが自分の夢や目標を実現する手段の一つとなりえるように活かし、その経験を通じて社会貢献に努める。

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